事業団内で毎年職員の資質向上のために実施している療育研修報告会が平成27年3月7日(土)北九州学術研究都市会議場で、開催されました。北九州市福祉事業団石本事務局長の開会の挨拶の後、1演題15分~20分で、今年度各施設で重点的に実施した取り組みを報告しました。
事務局長挨拶風景 |
第1群発表
1 「日中活動における構造化の取り組み」 ひよりの丘 支援第二係
2 「より良いコミュニケーションを目指して」 小池学園(たんぽぽ棟)
3 「社会不適応が見られる中軽度児への支援プログラムの検討」 小池学園(ひまわり棟)
4 「療養介護利用者に対する日中活動の工夫」 総合療育センター 生活指導係
第2群発表
1 「保育の保護者講座見直し~職員研修を通して~」 総合療育センター ひよこ通園
2 「家庭への支援~困っている行動への対応~」 引野ひまわり学園
3 「知的障害を伴う自閉症スペクトラム症児への支援~グループ活動での療育内容の検討~」 若松ひまわり学園
4 「スクリプト(筋書き)を用いての子どもへの関わり検討~大人のセンシティビティトレーニング~」 到津ひまわり学園
第3群発表
1 事業報告「保育所における統合保育の試み」 二島保育所
2 事業報告「北九州市発達障害者支援センターの取り組み~主に成人期を中心に~」 発達障害者支援センターつばさ
上記の8施設10演題の発表がありました。職員は日頃中々見ることができない他施設の取り組みを知ることで、自分自身の療育の振り返りやこれからのヒントになったようです。
小池学園からも2演題報告し、多くの質問や取り組みに関する感想などをいただくことができました。
また発表終了後は職員からの希望が多かった、土井ホーム代表 土井高徳氏に 「虐待・非行・発達障害・困難をかかえた子どもへの理解と支援」という内容で講演していただき、様々な課題を抱える子ども達に対する熱心な取り組みについて、大変興味深いお話を聞くことができました。
カテゴリ:園長 2015/03/11